こころの不調
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気持ちが沈んでしまう
気分の落ち込みが続く場合、「うつ病」や「気分変調症」が考えられます。特に朝起きるのがつらかったり、何をしても楽しいと感じられないときは、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れている可能性があります。がんばって明るく振る舞っていても、心のエネルギーが尽きかけているサインかもしれません。つらい気持ちは一人で抱えず、まずは私たちにご相談ください。丁寧にお話を伺い、回復への一歩を一緒に探していきます。
- うつ病
- 適応障害
- 気分変調症(持続性抑うつ障害)
- 双極性障害(うつ状態)
- PMDD(月経前不快気分障害)
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やる気がわかない日がある
「軽度のうつ病」や「適応障害」などでは、心が知らず知らずのうちに疲れて、やる気が出ない状態が続くことがあります。やる気の低下は怠けではなく、こころの不調のサインです。「このままじゃいけない」と思いながらも動けないなら、それはご自身のせいではありません。どうか責めないでください。早めの相談が、回復への近道になります。ご自身を大切にするためにも、ぜひ一度ご来院ください。
- うつ病
- 適応障害
- ASD(自閉スペクトラム症)
- 統合失調症(陰性症状)
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感情の波がつらいとき
気分が激しく変動したり、ささいなことで涙が出てしまうとき、「双極性障害(躁うつ病)」や「境界性パーソナリティ障害」、または「月経前不快気分障害(PMDD)」の可能性もあります。感情の起伏が自分でもコントロールできないと、対人関係や日常生活にも大きな影響が出てしまいます。原因を一緒に見つけ、少しでも心が安定するようにサポートいたします。一人で悩まず、お話を聞かせてください。
- 双極性障害
- 境界性パーソナリティ障害
- PMDD
- ADHD(情動調整障害)
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物忘れが増えた、気になる
最近のことが思い出せなかったり、話の内容をすぐに忘れてしまうと、不安になりますよね。加齢に伴う自然な変化のこともありますが、「うつ病性仮性認知症」や初期の「認知症」、「ADHD(注意欠如・多動症)」でも見られることがあります。物忘れの背景にはこころの疲れが隠れていることも多いため、早めの相談が安心につながります。ご本人もご家族も、不安を抱え込まずご相談ください。
- うつ病
- ADHD(注意欠如多動症)
- 気分変調症(持続性抑うつ障害)
- 解離性障害
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集中力が続かなくて困る
仕事や勉強に集中できず、ミスが増えてしまうと、「ADHD」や「うつ病」、あるいは「不安障害」の可能性もあります。集中できないのは、気の持ちようや意志の問題ではなく、脳の働きに一時的なアンバランスが生じているサインかもしれません。周囲からの誤解や自己嫌悪に悩まされる前に、専門家と一緒に原因を探ってみませんか。あなたに合った対処法を一緒に考えていきますので、ご安心ください。
- ADHD
- うつ病
- 全般性不安障害
- 不眠症
- 適応障害
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不安が続いてつらいとき
理由がはっきりしないのに不安が続く、突然強い恐怖感に襲われる――そんな状態は「全般性不安障害」や「パニック障害」の可能性があります。不安は心のセンサーが過敏になっている状態で、決して異常ではありません。しかし、日常生活に支障が出るようであれば、専門的なケアが必要です。薬物療法やカウンセリングなど、適切な支援で不安は軽くなります。少しでも安心できる日々を取り戻すために、お気軽にご相談ください。
- 全般性不安障害(GAD)
- パニック障害
- 社交不安障害(SAD)
- 強迫症(OCD)
- 適応障害
からだの不調
- うまく眠れない(不眠)
寝つきが悪い、途中で目が覚める、早朝に目が覚めてしまう…これらは「不眠症」や「うつ病」、「不安障害」などのサインかもしれません。眠れないことは、心身のバランスが崩れている表れです。眠れない日が続くと、日中の集中力や体調にも悪影響が出ます。「眠れないだけ」と軽く見ず、一度ご相談ください。原因を明らかにし、穏やかな眠りを取り戻すお手伝いをいたします。
- 不眠症
- うつ病
- 全般性不安障害
- 自律神経失調症
- ADHD
- すぐ疲れてしまう感じがある
何をしても疲れが取れない、朝起きてもだるさが残っている――このような状態は、「慢性疲労症候群」や「うつ病」、また「自律神経失調症」が関係していることがあります。休んでも回復しない疲労は、体ではなく「こころ」が疲れているサインかもしれません。無理を重ねてしまう前に、早めの受診をおすすめします。あなたの疲れの正体を一緒に見つけ、少しずつ心と体を軽くしていきましょう。
- うつ病
- 慢性疲労症候群
- PMDD
- 睡眠障害
- 心身症
- 胸がドキドキ、息が苦しい(動悸や息切れ)
何もしていないのに急に胸がドキドキしたり、息苦しさを感じる…そのような症状は、「パニック障害」や「不安障害」、または「自律神経失調症」でよく見られます。発作的に現れるこれらの症状は、身体的な異常が見つからないことが多く、周囲の理解を得にくいこともあります。ご自身のせいではありません。症状を正しく理解し、適切な治療を行うことで、安心できる生活を取り戻すことができます。
- パニック障害
- 自律神経失調症
- 心気症(身体症状症)
- 全般性不安障害
- お腹が痛い、調子がすぐれない
ストレスや不安が続くと、腸の働きに影響を与え「過敏性腸症候群(IBS)」などの症状が現れることがあります。食事や内科治療で改善しない腹痛や違和感には、こころの問題が関係している場合も少なくありません。「また痛くなったらどうしよう」と考えることが、さらに症状を強めてしまう悪循環もあります。つらさをひとりで抱え込まず、まずはご相談ください。安心できる環境で、丁寧にお話を伺います。
- 過敏性腸症候群(IBS)
- 不安障害
- 身体症状症
- うつ病
- 頭が重い、痛むことが多い(頭痛)
慢性的な頭痛は「緊張型頭痛」や「片頭痛」のほか、「うつ病」や「自律神経失調症」が関係していることもあります。特に仕事や人間関係のストレスが強いと、身体が反応して頭痛として現れることがあります。薬を飲んでも改善しない、繰り返す頭痛には、こころのケアも重要です。「精神科に相談するのは大げさ」と思わずに、つらさの背景にある要因を一緒に探してみませんか。
- 緊張型頭痛
- 心因性頭痛
- PMDD
- うつ病
- 自律神経失調症
- ふわっとする感じが続く(めまい)
立ちくらみやふわっとする感じが頻繁にある場合、「自律神経の乱れ」や「不安障害」、または「うつ病」の一症状としてめまいが現れることがあります。身体的な異常が見つからないめまいは、精神的な疲れやストレスが原因のことも多く、生活に支障が出るほどの不安感を伴う場合もあります。「気のせい」と我慢せず、心身両面からアプローチすることで改善が期待できます。ご相談いただければ、丁寧にサポートいたします。
- 心因性めまい
- パニック障害
- うつ病
- 自律神経失調症
行動面の不調
- 電車やバスの乗り物がこわく感じる
人が多い場所や密室にいると不安や動悸が強くなる場合、「広場恐怖」や「パニック障害」が疑われます。発作の再発を恐れて外出を避けるようになると、日常生活に支障が出てしまいます。我慢を重ねるほど不安は強くなるため、早めの対応が大切です。あなたの不安に寄り添いながら、安心して外出できるようなサポートをいたします。まずは一度、お話をお聞かせください。
- パニック障害
- 広場恐怖症
- 社交不安障害(SAD)
- 自閉スペクトラム症
- 人と話すときに緊張する
初対面の人や注目される場面で極度に緊張してしまう場合、「社交不安障害(SAD)」の可能性があります。「声が震える」「顔が赤くなる」などの身体症状も伴いやすく、誤解されやすい疾患です。性格の問題ではありません。適切な治療で人と関わることへの不安を軽くしていくことができます。人前での緊張に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたに合った対処法を一緒に見つけましょう。
- 社交不安障害(SAD)
- 自閉スペクトラム症
- 適応障害
- うつ病
- 会社や学校に行きたくても行けない日がある
行かなければいけないと分かっていても、どうしても体が動かない、涙が出てしまう…。このような状態は、「うつ病」や「適応障害」、または「発達障害による環境不適応」などが関係している可能性があります。怠けではなく、心が「限界です」と教えてくれているのかもしれません。ひとりで抱え込まず、まずは現状を整理するところから始めましょう。当院ではじっくり丁寧にお話を伺います。
- うつ病
- 適応障害
- 社交不安障害(SAD)
- 登校拒否/出社拒否
- 発達障害(ASD/ADHD)
- 集中できずうっかりミスが増える
物事に集中できない、些細なミスが増えて自己嫌悪になる…それは「うつ病」や「注意欠如・多動症(ADHD)」が関係しているかもしれません。過度のストレスや睡眠不足でも似た症状が現れます。「自分はだらしないのかも」と思い込まず、症状の背景を一緒に見ていきましょう。原因がわかれば、対処法も見えてきます。まずは気軽にご相談ください。あなたの悩みに丁寧に向き合います。
- ADHD
- うつ病
- 不眠症
- 不安障害
- 戸締りや火の元が気になることが多い
何度も鍵を確認したり、コンロの火が気になって外出できない…。このような行動が繰り返される場合、「強迫性障害(OCD)」の可能性があります。不安を打ち消すための確認行為が日常生活を圧迫しているなら、心の問題が関係しているかもしれません。恥ずかしいことではありません。当院では安心してご相談いただける環境を整えております。ひとりで抱えず、まずはお話をお聞かせください。
- 強迫症(OCD)
- 不安障害
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- 人づきあいがしんどく感じる
人と関わることに強い疲れを感じる、できれば避けたいと感じることが増えたら、それは「自閉スペクトラム症(ASD)」や「うつ病」の兆候かもしれません。無理に合わせたり我慢を重ねることで、さらにこころが疲れてしまいます。誰にでも合う関わり方があるとは限りません。ご自身の感じ方や特性を理解することで、少しずつ楽になる方法が見つかることもあります。私たちが一緒にサポートいたします。
- 社交不安障害(SAD)
- 境界性パーソナリティ障害
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- うつ病