渋谷365メンタルクリニック|こころの不調に寄り添う心療内科・精神科【表参道もアクセス可】
渋谷365メンタルクリニック|こころの不調に寄り添う心療内科・精神科【表参道もアクセス可】
03-6452-6700
open
close

分離不安症

朝、学校に行くときやお泊まり会のとき、「大切な人と離れるのがつらい」と感じたことはありませんか?

分離不安症(ぶんりふあんしょう)は、親や家族、信頼している人と離れることに強い不安を感じてしまう心の状態です。

この気持ちは決して特別なことではなく、「大切な人がいなくなるかもしれない」という思いから生まれる自然な反応です。

特徴

分離不安症は、たとえば家族や信頼している人と離れるときに、過剰に不安になってしまう状態のことです。

「家族に何かあったらどうしよう」
「自分がいない間に大変なことが起こるかもしれない」
「もう会えなくなったらどうしよう」
といった思いが頭から離れず、涙が止まらなくなったり、体調まで崩れてしまうこともあります。

夜、一人で寝るのがこわくなったり、外出を避けたくなったりすることもあるでしょう。

このような気持ちは、特別なことではありません。
心がその人をとても大切に思っているからこそ、「離れるのがこわい」と感じるのです。

実は、幼い子どもにとっては自然なことでもありますし、中学生や高校生、大人でも同じような不安を抱える人はたくさんいます。

どんな人がなりやすいの?

分離不安症は、次のような人にあらわれやすいといわれています。

– 小さいころから親や家族との関係がとても深い人
– 以前に病気や事故、災害など、家族と離れなければならない経験をした人
– まじめで心配性、がんばりすぎる性格の人
– 家族の体調や安全に気を配りすぎる人

「もしものこと」を強く考えてしまう人ほど、不安な気持ちにふりまわされやすくなることがあります。

どうしたらいいの?

まず大切なのは、「この不安は間違った感情ではない」ということに気づくことです。

不安になるのは心が弱いからではありません。それだけ相手を大切に思う、やさしい心があるということです。

そして、その不安を少しずつ軽くしていくには、「離れても大丈夫だった」という経験を一つずつ積み重ねていくことが役に立ちます。

たとえば、短い時間から外に出てみたり、自分が安心できる人と一緒に少し遠くまで行ってみたりと、できる範囲で「挑戦」してみることです。

それでもつらいときは、ひとりで抱え込まず、家族や先生など信頼できる人に「今こういう気持ちなんだ」と打ち明けてみてください。

もし必要があれば、心療内科や精神科で相談し、お薬やカウンセリングを使って心を楽にする方法もあります。

まとめ

分離不安症は、「大切な人と離れたくない」という素直な気持ちから起こる心の反応です。

この気持ちは悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。
きちんと向き合っていけば、少しずつ自分の力で安心できる時間を増やすことができます。

どうか、つらいときはひとりで抱えこまず、誰かに「話してみる」ことから始めてください。

あなたの不安は、ちゃんと理解され、大切にされるべき気持ちです。あなたはひとりじゃありません。