

特徴
買い物依存の人は、何かを買う前からドキドキした高揚感があり、購入した後は一時的に気分が良くなります。
しかしその後、「なぜ買ってしまったのか」と罪悪感や後悔におそわれることが多いです。
買った物の多くは袋に入ったままだったり、クローゼットの奥にしまいこまれたりしています。
やがて買い物せずにはいられなくなり、必要以上のお金を使ってしまうなど、生活に影響が出てきます。

どんな人がなりやすいの?

ストレスを感じやすい人や、不安・孤独を抱えやすい人は注意が必要です。
特に、家族に依存症のある人や、自己肯定感が低い人がなりやすいと言われています。
誰かに頼るのが苦手だったり、心の中に満たされない思いを抱えている人が、買い物を通じて気持ちを落ち着けようとしてしまうことがあります。
どうしたらいいの?
まずは、自分がどんな時に買い物したくなるのかを知ることが大切です。
買い物リストを事前に書いてから出かける、クレジットカードを使わず現金払いにする、誰かと一緒に買い物するなどの工夫が役立ちます。
また、買い物の記録をつけることで、行動のパターンが見えてきます。
ひとりで抱え込まず、家族やカウンセラーに相談するのも大きな助けになります。

まとめ

買い物依存症は「欲しいから買ってしまう」だけでなく、「気持ちを保つために買ってしまう」心のSOSかもしれません。
もしあなたや身近な人が、買い物をやめたくてもやめられないと感じているなら、まずは「気づくこと」が第一歩です。
少しずつでも、工夫とサポートで回復していくことは可能です。自分を責めすぎず、一緒に向き合っていきましょう。